この前、久々にいとこと電話をしたとき、こんな質問を受けました。
「おれの大学さぁー、後期もオンライン授業になったんだよ。
やることないし、暇だし、大学の知り合いもいないし。
どうやって過ごしたら良いと思う?何かオススメのものとかある?」
いとこは大学生一年生ですが、コロナの影響でほとんど大学に行けないまま、
半年が過ぎたそうです。
そして「大学の知り合いもおらず、やることも特にない。とにかく暇だ」とのこと。
確かに今の状況は大学生、特に大学1年生にとっては酷なものだと思います。
大学にも行けてない、知り合いもいないまま、大学生活がスタートしている訳です。
授業はオンラインなので、ほぼ毎日家にいることになる。
いとこも「もはや受験生の時と同じ生活をしている」と言っていました。
辛いという気持ちは痛いほど分かります。
ただ、後期もオンライン授業になった以上は、それを受け入れなければなりません。
なにより一度きりの大学生活ですから、少しでも「価値がある時間」にしてほしい。
という訳で、今回は僕なりの「オンライン授業期間中の過ごし方・心構え」を書いていこうと思います。
目次
オンライン中の過ごし方の例
はじめに、大まかなオンライン授業期間中の一日の流れを紹介します。
もちろん、その日の予定があったり、(朝起きれなかったり)して、
一日の流れが変わることもあります。
ただ、サークル活動は中止になり、バイトも無くなったので、家にいることが多かったです。
オンライン期間中に取り組んだこと
つぎに、オンライン期間中に取り組んだことを4つ紹介します。
①資格の勉強
前々から興味があった気象予報士試験の勉強を始めました。
だいたい朝食の後に、1~2時間ほど勉強していました。
ちなみに、僕は朝食後の時間を逃すと高確率でめんどくさくなって、勉強しなくなります。
②ピアノ
youtubeでピアノ演奏の動画を見て、「カッコいい」と感動し、思い切って始めました。
ちなみにピアノ経験はゼロなので、ドレミから勉強しました。
ただ、楽譜が読めないし、左手と右手で別の動きをするのがどうしても受けつけなかったので、途中からコードを勉強してました。
最近ちょっとずつ面白くなってきました。
③筋トレ
今まではジムに通っていましたが、
4月の緊急事態宣言によってジムが休業したことがきっかけで、
自宅でできるトレーニングに変えました。
やっぱり、適度に体を動かすのは大事です。
④読書
この期間中には意識的に読書をしました。
数としては、ひと月に10冊から20冊ほど。
できるだけ幅広いジャンルの本を選ぶようにしました。
個人的にオンライン期間中にオススメしたいのは読書です。
読書は僕たちに様々な人の考え方に触れる機会をくれます。
「普段読書しないよ」って人も、人と会うのが何かと難しい今だからこそ、
読書をしてもらいたいです。
オンライン期間中の心構え
僕がオンライン期間中に一番感じたことは、
「自由こそが不自由である」ということです。
少し情けない話をすると、僕は今まで「大学に行くのがめんどくさい」と思っていました。
朝起きて、大学に行き、そのあとバイトをして、帰宅して家事をする。
そうすると、あっという間に一日が終わっていました。
当時の僕は、「大学が無かったらもっと遊べるのにな」とか、
「大学サボりたいな」とか思っていました。
しかし、現実として「オンライン授業になり大学に行かなくても良くなる」と
急に困ったことになりました。
それは、「何をしていいのか分からないということ」です。
今までは「自由な時間が欲しいから、大学をサボりたい」と思ってたのに、
実際に自由を得た途端に、「自由な時間」があることで、悩むことになったわけです。
言い換えるならば、僕は「自由によって不自由」になったのです。
話が少々それてしまいましたが、ここで冒頭の質問の回答に移りたいと思います。
「おれの大学さぁー、後期もオンライン授業になったんだよ。
やることないし、暇だし、大学の知り合いもいないし。
どうやって過ごしたら良いと思う?何かオススメのものとかある?」
結論から申しますと、
僕は自分の興味があることに挑戦するのが良いと思います。
先も述べたように、何をしても良いと言われると、取っ掛かりがつかめずに、
かえって「どうすれば良いのか分からなくなること」はよくあります。
たとえば、突然目の前で白い紙が配られて、
「自由に何か絵を描いてください」と言われたらどうでしょう。
きっと何を書いたらいいのか分からずに困ると思います。
自分の行動に制限を設けるということは、一見するとめんどくさくて不自由なものに思えるかもしれません。
ですが、何も制約がない状況で行動をするという方が、
僕らにとっては難しいことだったりします。
そこで僕が提案したいのは、
目の前の自由に対して、「興味があることに挑戦する」という制限を加えることです。
「興味があること」は行動の取っ掛かりとして、非常に都合が良いものです。
(だってスタート時点で既にモチベーションがあるから)
どんな些細なことでも良いので、
とりあえず「自分が面白そうだなぁ」と思うことやってみる。
結果として長く続かなかったとしても、気にせず、すぐに他のものにチャレンジする。
こうして何度が挑戦するうちに、自分のやりたいことが見つかるはずです。
たとえば、
カッコいいからピアノを始める。
面白そうだから資格の勉強を始める。
思い付きで、手作りビールを作ってみる…でも良いですし、
もし「どうしてもやりたいことがない」という人は、「やりたいことを探してみる」のもOKだと思います。
このオンライン期間を少しでも「価値がある時間」にするために、
興味があるものに挑戦してみてはどうでしょうか。
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