こんにちは!さとるです!
今回は、「自家製クラフトビールを作ってみた!」ということで、
これからビールを作ろうと考えている方に向けて、
準備物や作っている工程、注意点などを紹介します!
ちなみに僕もビール作りはビギナーです💦その点はあしからずご了承ください。
目次
ビールってお家で作れるの?
もちろん、作れます。
(原料から作る…という訳ではないです💦)
誰でも簡単に作成できるキットが売られています!
勝手にお酒って造っていいの?法律違反では?
酒税法に違反しないように作成すれば、問題ありません。
具体的には、アルコール度数が1度未満になるように作れば大丈夫です。
↓調べてみると国税庁の回答がありました。
Q3 「手造り麦芽飲料用」の缶入り、いわゆる「ビールキット」を購入して、自宅で自家製ビールを造ることに問題はありますか。
A 酒類を製造する場合には税務署長の免許が必要となります。
酒類とは、酒税法上、アルコール分1度以上の飲料(薄めてアルコール分1度以上の飲料とすることのできるもの又は溶解してアルコール分1度以上の飲料とすることができる粉末状のものを含みます。)をいい、当該製品により製造されたものがアルコール分1度以上の飲料となる場合は、酒類製造免許が必要になります。
ただ、ビールの製造免許は、年間の製造見込数量が60に達しない場合には受けることができません。
購入された商品については、アルコール分1度以上にならないよう製造方法が取扱説明書に具体的に記載されていると思われますので、その注意書に沿って、アルコール分が1度未満となるようにしてください。酒類の製造免許を受けないで酒類を製造した場合は、10年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられるほか、製造した酒類、原料、器具等は没収されることになります。
根拠法令等:
酒税法第7条、第54条国税庁HP(https://www.nta.go.jp/taxes/sake/qa/06/34.htm)より引用
キットを買った場合は、附属の説明書に、1%未満で作る方法が書いてあります。それに従って作れば大丈夫です。
自作ビールの材料・使ったもの
- 殺菌用アルコール
- 鍋2つ(煮沸殺菌用・モルト用)
- おたま
- 缶切り
- 水 約10L(市販のお水を使用)
- ペットボトル(2次発酵の詰め替え用)
- モルト缶*キットに付属
- 一次発酵させる容器(ポリタンク)*キットに付属
- エアロック・イースト菌・蛇口*キットに付属
日用品と手作りビールキットだけで すぐに作れちゃいます
ビール造りの全体の流れ
ビールには一次発酵と二次発酵があります。
一次発酵・・・ビールの中身を作る
二次発酵・・・ビールに炭酸を加える
ざっと大きな流れだけを説明すると、
【一次発酵】
- 殺菌・消毒
- モルト液を水に溶かす
- タンクに詰める
- 発酵させる
【二次発酵】
- ビールをペットボトル・瓶などに移し替える
- 発酵させる
- 完成
という感じです。
実際には、温めたり、混ぜたりの工程があります。
それでは、写真と共に工程をサクサクっといきましょう!
一次発酵
①殺菌・消毒
ビールづくりを始める前に、使用する器具すべてを殺菌しましょう。
雑菌の混入はビール造り失敗に直結するから、念入りに除菌してください!
僕の場合は、
①おたま・缶切りなど金属系の器具は煮沸殺菌
②ポリタンクなど(それ以外の器具)はアルコールで除菌
しました。
↓
②モルト缶を開ける
↓今回キットに付属していたモルト缶です。
↓あらかじめプラスチックの蓋を開けて、付属のドライイースト(銀色の袋)を取り外しておきます
③缶切りでモルト缶を開ける
モルト缶をあらかじめ殺菌していた缶切りを使って開けていきます。
ザクザク開けていくのみです。缶切り、めっちゃ熱かったです。
(熱すぎて写真に撮るのを忘れていました💦)
④モルト液をお水に溶かす
おたまでモルト缶の中身をすくい、ビール用の水に溶かします。
お水を少しずつ加えながら、モルト缶を溶かしていく感じです。
溶け残りがないようにしっかり混ぜましょう。
キットによっては、あらかじめ缶を鍋で温めておく方法もあります。
付属の説明書をよく確認しておいてください!
その際は、底でコゲついて苦くなってしまう可能性があるので火加減に注意してください!
あと、ビール用の水に溶かすときは、必ず火を止めてください。
⑤(説明書の指示がある場合)砂糖を入れる
今回は砂糖を入れませんでしたが、
付属の説明書の指示がある場合は、溶かしたモルト液に砂糖を入れてください。
アルコール度数が1%未満になるようにきちんと計って加えること。
⑥鍋の中身をタンクに移す
適度に冷めたところで、鍋の中身を発酵容器に移します。
僕は絶対にこぼしたくなかったので、おたまで移しました。
⑦タンクに既定の位置まで水を加える
今回作るのは10L だったので、全体が10L になるようにタンクに水を入れました。
キットは、10L 用や20L 用など種類があるので、必要に応じて水を加えてください。
⑧イースト菌をタンクに加える
最後に、取り外しておいた付属のドライイースト(銀色の袋)を加えます。
⑨付属品を取り付けて完成
キットについている付属品(エアロック・蛇口)を取り付けたらとりあえず完成です。
ここから一次発酵に入ります!
⑩一次発酵
温度によりますが、1週間くらい発酵が終わります。
僕の場合は、温度が熱かったのか4日ほどで発酵が終了しました
二次発酵
⑪砂糖を入れ、ペットボトルに詰める
一次発酵を終えたら、今度はペットボトルに詰め替えます。
詰め替える際に砂糖も一緒に加えます。
砂糖を加えることで、炭酸が発生し、「シュワー」としたビールになります。
⑫二次発酵
ペットボトルに詰め替えれば二次発酵スタートです。
ちなみに、僕は適温をキープできるように、
クーラーボックスに入れて管理しました。
夏場だと特に注意が必要です!
そして、ついに完成
二次発酵から1週間後…ついに完成しました
味もちゃんとしたビール!とても美味しかったです!
感想
思いのほか簡単に、約10Lのビールができました。
スターターセットを購入する初期費用はかかりますが、
2回目からは中身のキットだけでいいので、もっと手軽に安く作れちゃいます。
ビールを作るにあたって作業で難しいことはありませんでしたし、
何よりできあがったビールは美味しい。
新たな趣味になりそうです♬
以上、自家製ビールの作り方でした。
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