こんにちは!大学生ブロガーのさとる(@satoru_murabito)です。
レポートや感想文を書くのが苦手…
文章力を高めたいけど、なかなかうまくいかない…
文章表現力をもっと付けたい
なんていう悩みを抱えていませんか?
分かる!分かります!
実は、僕も文章を書くことが苦手でした。
授業のコメントシート(1000字)を書き、レポート(3000字)を書いて、教授や企業へのメールを送り、テストに論述し、卒論を書く。
「うわー文章書きたくねぇ」と何度も挫折しました。
経験から話しますと、文章力の高い大学生は間違いなく得をします。
また、ここ数年でインターネットによる情報発信が急激に増えてきました。
Webによる情報発信が当たり前になってきたことで、「文章」を書くことに対するニーズが高まってきています。
「社会人になって文章を書く機会が増えた」と感じている方も多いことでしょう。
僕は、大学2年生の時に自分の文章力を付けるためにブログ・noteを始めました。
書いた文字数は15万字以上ほど。そこそこの文字数だと思います。
また、文章力を高めるために、オンラインの「文章力講座」を受講したり、文章に関する本をたくさん読んだりしました。
その結果、数年前とは比べ物にならないほどに文章力が向上しました。
今回の記事では、文章力を高める技術のうち、
・初心者のうちに知りたかったもの
・すぐに使えるもの
という視点から厳選して25個紹介しようと思います。
意外と知らない表記の方法や、見落としがちな文章のルール、表現力を高める技法、感想文の書き方などをぎゅっと詰めこみました。
少しでも参考になると幸いです。
あなたがこんな人であればこのnoteはおすすめです。
・文章がうまくかけなくて悩んでいる大学生
・良い成績がとりたい大学生
・文章表現力を高めたい社会人やブロガー
・これから文章を学びたいと思っている人
はじめに:文章力を構成する3つの力
文章力は大きく3つの力によって構成されています。
①文章国語力
・文章を書く上での基礎的なスキルを指す
・文章の読みやすさと直結する
例:表現上のルールを知っているか・文法のルールを知っているか
②文章表現力
・読み手に対して文章の意図を伝えるスキル
・表現力が高い文章=読み手に共感させる文章のこと
*ブログやnote、エッセイは基本的に「表現力」を重視している人が多い
③文章構成力
・文章全体の構成力を問うスキル
・作者の論理的思考力が重要になる
この記事では、これらの力を総合的にレベルアップできるような技術を伝えていきます。
【1】文章国語力を高める10の技術
「文法に対する意識」人それぞれですが、普段文章を書いている人でも、意外と知らないことがあるものです。今回は、そんな「意外と知られていない」文法事項や表記ルールを集めました。
技術①「たり」は繰り返す
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<間違った例>
「音楽を聴いたり、本を読んで過ごした」
「車を突っ込んだり、火炎瓶を投げて逮捕された」
<正解例>
「音楽を聴いたり、本を読んだりして過ごした」
「車を突っ込んだり、火炎瓶を投げたりして逮捕された」
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動作や事物の並列を示す「たり」は2度目を省略できません。
「たり」は2回使いましょう。
時には誰かを知らず知らずのうちに傷つけてしまったり失ったりして初めて犯した罪を知る -King Gnu 「白日」より-
*ちなみに「とか」「だの」も同じルールです。
例:新幹線とか飛行機とかを使った
技術②話し言葉は書き言葉に
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例:話し言葉→書き言葉
何にも知らない→何も知らない
すごくいい→とてもいい
すごい便利→とても便利
いろんな→いろいろな
文句を言った→反論した
友人が話してるのを聞いてる私→友人が話しているのを聞いている私
デカルトみたく→デカルトみたいに
どっち →どちら
ちゃんと →きちんと
でも/だけど →だが/しかし/けれども
やっぱり → やはり
~じゃない → ~ではない
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小説やブログなどでは、親しみやすさを出すためにあえて口語体(話し言葉)にすることもありますが、多くの場合、文章を書くときには、話し言葉を書き言葉に変える必要があります。
ついつい書いてしまう話し言葉。見直しの際には注意してみてください。
技術③言い換えを「行う」
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▼変革が行われた
→変革した
▼改善を行った
→改善した
▼音楽会が行われた
→音楽会が開かれた
▼婚活を行う
→婚活する
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「行う」はいろいろな名詞につければ、行動を成立させてしまう動詞です。
しかし、多用すると文章の切れを奪ってしまいます。できるだけ言い換えるようにしましょう。
④重なった「重言」に要注意
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<間違いの例>
まだ未解決
ハングル文字(グルが文字の意味)
排気ガス→排ガス(気はガスの意味)
卒業したOB→OBは卒業した人たち
平均アベレージ
披露宴のパーティー
思いがけないハプニング
初デビュー
炎天下の中
内定が決まる(正しい例:内定する)
元旦の朝
満面の笑顔(面は顔の意味)
満天の星空
製造メーカー
犯罪を犯す
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読み返して見直すときは、重言には注意をしましょう。
技術⑤気になる「方」
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<間違いの例>
ボランティアの方が呼びかけていた
警備員の方が旗を振っていた
公園にはご高齢の方や主婦の方、お子様連れのお母さまがいた
<正解例>
ボランティアが呼びかけていた
警備員が旗を振っていた
中央芝生にはお年寄りや主婦、子ども連れの母親がいた
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「○○方」は、話し言葉では何気なく使う敬語ですが、書き言葉を使用する際には、普通の言葉にしましょう。
また、呼称としての「年寄り」は、侮蔑的なニュアンスが含まれるため「お年寄り」に変えるべきです。
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